シンプル&ローコスト。
必要なものだけを残したミニマリストの家

現実問題として「ローコストで」と要望。
ひとつひとつ「本当に必要かな?」と切り捨てていくと、
「本当に大事なもの」だけの、シンプルで豊かなお家ができました。

のきなみ断られたローコストプラン。
こちらの建築デザイナーは「できますよ」と即答してくれた!

建築デザイナーが最初に「ローコストで、コンパクトに」という要望を頂いたそうですが、そういう思いになったきっかけなどあるのでしょうか?

家づくりについて色々と調べていたある日、「500万で家を建てる!」という雑誌を見つけました。それを参考に、500万は極端な例にしても、なるべくローコストでコンパクトな家を・・・という希望で、あちこちの内覧会や業者の方に相談に行ったんです。そしたら・・・

のきなみ「いや、無理です。」と断られました。(笑)

鼻で笑われました。(笑)

とにかくどこの業者さんも、検討すらなく「無理です」と即答でした。ところがこちらの建築家展では、建築デザイナーの誰に聞いても「できますよ」と答えてくれるんです!まったく違うんですね。

それまでは工務店さんやハウスメーカーさんに相談に行って、断られていたんです。でも建築家展では直接設計士さんと話ができて、「いや、何とでもなりますよ」と言ってくれて。

あの時の建築デザイナーさんの心強いひと言があったおかげで、家づくりに踏み出せました!

そう言って頂けると、こちらも大変嬉しく思います!

狭く変形した、難しい土地のデメリットを感じさせない空間づくり。天井まで続く高い窓が開放感を演出するなど、建築デザイナーの工夫が随所に光る。

ローン返済のために働きに出て、せっかく建てた家に居ない・・・
そんな暮らしになるなら、なるべく安く、コンパクトな家を。

一生に一度の買い物、ついつい、なるべく良いものを求めて金額も上がって行きがちなんですけど・・・ローン返済が負担になるとか、働きに出ててせっかく建てた家に誰も居ないとか、そんな生活になってしまったら意味がない、と思ったんです。
本当に必要なものって何だろう?と考え、要らないものを削っていったら、自分たちの生活スタイルに合ったローコストでコンパクトな家、というものに辿り着きました。

家づくりについて事前に勉強。知識があったから無理な注文はせず、
打ち合わせはトントン拍子で進みました!

1回目に頂いた設計図で、ほぼほぼ決定しました。もう少し床面積を広げたいというリクエストを出して次の2回目で決まったので、かなりスムーズに進んだんじゃないでしょうか。
建築デザイナーさんも最初から意図をしっかり汲んでくれ、向こうが提示してくれる案に私たちは「いいですね、あ、いいですね」と答えていくだけという・・・ほんとにテンポよく進みました!

いい建築デザイナーに、出会えたということでしょうか?

そうですね。年齢的にも近くて、意図を汲んでくれやすくて。
高知県内でも、すごく人気の先生だったんですね!
狭くて変形地でローコストで・・・と条件はすごく難しかったと思うんですけど、こんな素敵な家を考えてくださって、本当に感謝しています!

コストカットする箇所に関しては、細かく検討しました。「これは要るのか?こっちは本当に必要なのか?」といった具合に。

自分たちで、とにかくたくさんの内覧会やオープンハウスを見て回ってました。もともと家の本とか見るのが好きだったのもあり、勉強してたので、「あれも、これもやって下さい」といったワガママは言いませんでした。無理な注文だとわかっていたので。(笑)
他の例では、1階の空間を広く取るために2階の天井高をギリギリまで低くしたのですが、それも、ある内覧会で低い天井を実際に見て「あ、低くても全然大丈夫だね」とわかっていたので、不安がありませんでした。
これから家づくりを考えている人は、事前に勉強して知識を持っておくと、スムーズに話し合いや家づくりができると思います。

コストカットの副産物!
シンプルな作りのおかげで、1つのものを2つ以上の使い方。

キッチン横のスキップフロアが、段差がある分「床なんだけど、床じゃない使い方」ができるんです。物を置いたり、ちょっと腰掛けたり、子供もゴロゴロしたり遊びやすいみたいです。

この時はきちんと座ってくれましたが、普段はゴロンと寝転んで遊んだりすることもあるそう(笑)

キッチン横なので、買い物から帰ってきた時荷物をここに一旦置いて、両手を空けて冷蔵庫の中にしまえたり・・・「いっときの置き場」として使ってるんです。スキップフロア下の収納も使い勝手がよく、すごく気に入ってます!

玄関ドアがガラスになってます。人が出入りする玄関、ダイニングに光を取り込む窓、といった具合に、目的が1つじゃなくなってるんですよね。狭い空間を有効活用したことの副産物でした。

玄関にガラス窓を使い、外の光を取り入れられるように。更に玄関と室内に段差を作らないという特殊な仕様ですが、こうして見ると確かになくてもいいかも?と思える機能的なデザイン。

「本当にこの家に必要か?」
常識を疑うことで見えた、シンプルだけど豊かな暮らし

収納については、そんなに大きなものを作る必要はないのかな?と感じました。あればあるほど、収納に合わせて物が増えていってしまうんですよ。本当に必要な物、必要なサイズに合わせて、作るべきじゃないかな。
あとは「一般的な家と比較して、これがあるべきだから付けよう」とは、考えない方がいいのかな。一般的には「お客さんが来るから客間が要る」と考えがちですけど、うちは「そのスペースって本当に必要かな?」と考えて、客間は作りませんでした。
他にも、もし玄関に2坪かけたら、その内の半分はほとんど来ない人のために構えてるスペースじゃないですか。だったら省いて、その分のスペースを有効に使おう、となりました。「皆がこうだからうちもそうしなきゃ」と考えるのは、無駄なんじゃないかと。

使い勝手がよく、閉じてしまえばスッキリするデザインも気に入っているという、スキップフロア下の収納。

建てるまでじゃなくて、建てた後実際に住んでからのことを考えて、家づくりをするべきでしょうね。

ただ、何でもかんでもコストカットという訳ではないんです。完成後変更できないものに関しては、多少お金をかけてもしっかりとしておくべきですね。
例えばうちは一度、大雨の時に玄関ギリギリまで水が来た時があったんですよ。今思うと、もう少し上げておいた方が安心だったな、と。建った後でどうにもできないもの等は、先にお金をかけておいた方がいいですね。結局後で必要になると、倍以上お金がかかったりしますから。

家だけでなく家具も必要最小限。でもとてもお洒落で、かえって贅沢な暮らしに感じられます。

単なる節約ではなく、自分たちの生活スタイルに照らして
「本当に必要なのかな?」と、取捨選択・吟味してできたお家。
コンパクトだけど、シンプルで家族の距離が近く、
豊かな暮らしが生まれるお家でした!
「本当に必要なもの」=「本当に大事なもの」
ということに気づかせてくれる、素敵なお話を伺いました。

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